演歌、歌謡曲、歌い続けて1時間

今度キャルスター・ホームに入ったSさんは、今年99歳。先日入居に際して、お医者さんに行って身体検査をしてきた。異常なし。この年齢で、一切薬を飲む必要なしというのは驚きだ。飲むのは、ビタミンCなど栄養剤を3錠だけ。

   この分だと、キャルスター・ホームは、来年は二人の100歳以上のシニアーを二人抱えることになる。キャルスター・ホームは有名になるだろう。

   Sさんは、昔は踊りの先生だったらしい。また歌が好きだ。息子さん(と言っても70いくつかの)の話では、なかなか言うことを聞かないことがあるそうで、「大変なお母さん」ということだったが、私はどちらかと言うと、ご老人に好かれるようにする秘訣を、心得ていると思う。

   最初は、このお歳で、なれない環境の場所に来たので、緊張なさっていると思って、「Sさん歌好きですか?」と尋ねると、コックリなさった。それで、ギターと演歌・歌謡曲の歌集を持ってきて、歌いだした。この歌集は、大阪の和泉神愛教会の平松という先生から、もう十年以上前に頂いたものだが、随分、いろんなところで役立っている。
   今ではあの先生も教団理事とかになって、随分偉くなっているらしいが、元はと言えば、演歌を歌っていた先生で、おそらく今でも讃美歌より、演歌の方がうまいだろう。

   演歌・歌謡曲というのは、実にコード進行が単純である。単純なので、「流し」の人達が、いくつもいくつも歌えるのだろう。
  
   その本(『歌謡曲のすべて、ベスト1080』、全音楽譜出版社1997)に従って、ギターを伴奏に歌いだした。私の場合は、10歳年上の伯母がものすごく歌が好きで、伯母は私が小学校低学年の頃から、歌謡曲を教えてくれたので、私と同年代の人が知っているより、かなり広範囲に歌謡曲を知っていると思う。

   Sさんは私が歌いだすと、にっこり笑ったばかりか、元は踊りの先生なものだから、手で振り付けをして踊りの真似をしだした。足がちょっと弱いので、舞うまではいかないが、さすが手の動きは、踊りの先生の動きだった。

   「もっとやってよ、先生(別に教えたわけではないが、Sさんも私のことを『先生』と呼ぶ。)」とSさんは、私にせがむ。途中で家内も加わって、「いつでも夢を」などは橋幸夫さんと吉永小百合さんのパートに分けて歌ってやったら、大喜びで、拍手までいただいた。

   こうして次から次へと歌って、結局一時間くらい歌い続けた。そして終る頃には、すっかり彼女の心をつかんだようだった。


●お知らせ 1. 

特に日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の教職者へ

  先月は、私達の北カリフォルニア・ネヴァダ教区の教区会議があり、行って来ました。我々の団体の会議なのですが、どうも毎回、つまんない会議です。日本のアッセンブリー教団の伝道者経験のある者で、アメリカの教団という組織の中で、開拓から今日のソブレン教会になるというプロセスを通しての伝道生活では、私が一番長い経験を持っています。今の、日本の教団の様子は、正確には分かりませんが、両方の教団を比べると言う点では、私が一番適任でしょう。

  そういう観点から、ぜひ、私のブログを読んで見て下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/abeishihara/19640724.html

http://blogs.yahoo.co.jp/abeishihara/19683827.html

http://blogs.yahoo.co.jp/abeishihara/19684559.html

●お知らせ 2.

「ハーザー」6月号   発売されました。HCC榊山清志氏の訴訟に関して、私が書いております。一度、買ってお読み下さい。


  

 

2008年5月4日